43) __________ our sales figures improve in the near future, we have no choice but to cut down on the labour force to compensate for the loss.

(A) Despite
(B) Even
(C) Because
(D) Unless

難易度(★★★☆☆) TOEIC 700点必須問題

品詞と同時に文法のルールを問う問題。

まず、空欄に入る品詞を考えよう。

空欄の後ろにも、後半部分にも文章があるのがわかる。

なので、ここに入るのは文と文をつなぐ接続詞。

この中で接続詞として使うのは(C) Because と(D) Unless。

普通であればここから考えるべきことは単純な文章の意味のつながりを考えること。

だが、今回は意味を考えなくても文法ルールを考えれば選べるようにもなっている。

文章全体を読むとin the near future とあるので未来の話をしているのがわかるのに、なぜかその文章自体の動詞には現在形が使われている。

それは「時や条件を表す副詞節の中では未来の話でも現在形を使うから！」詳しくは文法一口メモで。

答えは（D）

覚えておこう！
figures: 数字
cut down on: 削減する
labour force: 労働力
compensate: 補う

文法一口メモ
時や条件を表す副詞節の中では未来の話でも現在形を使う。このルールは日常の中でもよく使う文法ルールです。

When you get this message, please call me back.
「このメッセージを聞いたら、電話返してください。」

「メッセージを聞く」のは未来の話なのに未来形を使っていません。これはWhenという副詞の働きをする接続詞の中での話だからです。

If it is sunny tomorrow, we will go on a picnic.
「明日晴れれば、ピクニックに行くつもりです。」

I don’t know if it will be sunny tomorrow.
「明日晴れるかどうかわかりません。」

この例文ではifが使われているのに未来形になっています。それは「〜かどうか」という意味で名詞として使われているのでこのルールは使われないんです。