【基礎文法】知覚動詞の使い方基礎パターンは3つだけ!

Posted on 2020.02.04

はじめに

皆さんが「知覚動詞」と聞いて思い浮かぶ動詞は何でしょうか?

「知覚動詞」が分かる方は「hear」「see」「feel」など出てくると思いますが、
知覚動詞を初めて聞いたという方は、何それ?という感じだと思います。

しかし、「hear」「see」「feel」をという単語を聞いて、
何となく人間の五感に関係する動詞なのかな?という想像はつくと思います。

そうです。

知覚動詞とは「知覚(視覚・聴覚・嗅覚など)」に関する動詞です。

今回はこの知覚動詞について詳しく解説していきます。

知覚動詞とは

先ほど知覚動詞は人間の五感に関する動詞だと説明しましたが、
では具体的にどんな動詞があるのでしょうか?


視覚(見る)see, watch, look at
聴覚(聞く)hear, listen to
感覚(感じる)feel
その他notice, perceive

*「smell」や「taste」も知覚に関わる動詞ですが、使い方が異なるので、
ここではあえて記載していません。

3つの使い方パターン

知覚動詞には普通の動詞とは違う使い方があります。

一般的な他動詞はSVOですが、知覚動詞はSVOCの第5文型で構成されており、
Cの部分は「動詞の原形」「現在分詞」「過去分詞」にもなります。
それでは具体的にどのように使うのかを見ていきましょう。

パターンは大きく分けて3パターンあります。

①知覚動詞+目的語( O )+動詞の原形 【Oが~するのを見る/聞く/感じる/気づく】

I saw Kenny leave the office
( 私はケニーがオフィスを出るのを見た )

Students felt Aki get angry at the student who didn’t do his homework.
( 生徒達はアキが宿題をやっていない生徒に対して怒っているのを感じた )

②知覚動詞+目的語( O )+現在分詞【Oが~しているのを見る/聞く/感じる/気づく】

Aki heard Rina yelling out in pain.
( アキはリナが痛みに大声を上げているのを聞いた )

I saw some students studying late at school.
( 私は学校で何人かの学生が遅くまで勉強しているのを見た )

③知覚動詞+目的語( O )+過去分詞【Oが~されるのを見る/聞く/感じる/気づく】

I noticed my wallet stolen by Kenny.
( 私はケニーに財布を盗まれるのに気付いた )

Aki watched the old building demolished.
( アキは古い建物が取り壊されるのを見た )

*過去分詞のパターンは、
 必ず目的語と過去分詞が受け身の関係になっています。

一度、目的語と過去分詞の間にbe動詞を入れてみて、受け身が成り立っていればOKです!

まとめ

「知覚動詞」という言葉で「何それ?」となった方も、
解説を読めば、意外と簡単な事に気づいていただけたと思います。

そして、日常会話では知覚動詞はよく使用されますし、
ネイティブもよく使用します。

そのため、
「知覚動詞」はTOEICのために使い方を覚えるだけではなく、
実際に自分で文を作れるようにし、アウトプットもしていきましょう。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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