時制について1から復習しよう【未来時制編】~Vancouver唯一のTOEIC専門校~

Posted on 2019.07.10

まずは意識改革!

日本語は驚くほどに時制に無頓着な言語です。

日本語は、動詞の形で時制を判別するのではなく、時間に関係する副詞を使って時制を表すことが多い言語です。

「明日」、「毎日」などを使えば気軽に時制を変えることができるので、日本人はどうしても動詞の形を変えて時制に変化をつける英語に戸惑いを感じてしまうんですね。

未来時制を表すWILLとBE GOING TO

今回は未来時制について解説していきます。

未来を表すものといえば、助動詞のwillとbe going toです。後ろには動詞の原形を持ってきましょう。

さて、気になるのはこの2つの違いです。

でも、まず知ってほしいのは「細かいことはそこまで気にしないように!」ということです。

違いは知っておいてほしいですが、「あれ、この時はどっちだ?」なんて話すときに迷って考え込んでしまうようなことはないようにしましょう。

基本的には、未来の予想をするときにはどちらにも大きな違いはありません。

Justin will be a great politician.
Justin is going to be a great politician.
(ジャスティンはいい政治家になるでしょう)

では違いは何なの??

WILLとBE GOING TO の違い

押さえておくべきポイントがいくつかあります。

①意思(will)

I will never make the same mistake again.
(2度と同じ過ちは繰り返さない。)

こんなセリフを言うとき、ネイティブの人は絶対にbe going to は使いません。

それは、willに「意思」を表す意味があるからです。

では、人生において「大事な」意思を尋ねる場面はいつですか?

それは相手の結婚の意思を尋ねるプロポーズのときですね。

Are you going to marry me?

こんな言い方を聞いたことがある人はいないでしょう。

プロポーズの決め台詞といえば、

Will you marry me?

相手の結婚の意思を尋ねているので、willを必ず使っているのです。

もしあなたが国際結婚を望むなら注意しましょう。

②瞬間の意思(will)

これは①にとても似ていますが、以下のシチュエーションを考えてみてください。

友達の家にいるとき、誰かがドアをノックしました。友達は忙しいそうです。

I will get it.
(私が出るよ。)

このwillは、その瞬間に起こる「意思」です。

そういう場合は必ずwillを使います。

ドアだけでなく、電話などにも使えます。

③計画(be goig to)

be going toで覚えておきたい意味合いは「計画」です。

Aki: what are you doing tonight?
John: I am having dinner with Nick.
Aki: I willcome with you.(意思)
John: Cool. Oh hey jack, we are going to have dinner with Nick. You want to join us?(計画)
Jack: Of course!

Aki, John, Nickの間で夕飯を食べるという計画ができました。

ですから、それをJackに伝えるときにはwillではなくbe going toを使います。

まとめ

いかがでしたか?

今回は未来時制について解説しました。

willとbe going toの違いを理解することも大切ですが、実際に英語を使うときにはそこまで気にする必要はありません。

違いを解説したことの目的は、今すぐに間違いをなくすためではなく、あとで間違いに気が付き次に活かすためです。

willとbe going toの違いをTOEICで聞かれることはありませんが、英語学習においても間違いを恐れずにどんどん挑戦していきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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