【sayの後ろは要注意‼】動詞のあとの接続詞thatを警戒すべき2つの理由 ~Vancouver唯一のTOEIC専門校~

Posted on 2019.06.29

同格thatの復習

前回お話しした同格のthatを覚えていますか?

見てない・忘れたという人も大丈夫!
ちょっとだけremind(巻き戻し)。

Aki had a feeling that he was being watched.
(アキは誰かに見られているような感じがした。)

同格のthatの前には内容がもっと知りたくなる名詞が来て、後ろには文章が来ます。

今回はこの同格のthatとは少し違う使い方をする接続詞のthatの働きをご紹介します。

接続詞のthatとは

同格のthat同様、接続詞のthatもリーディングに役立つ大事な文法項目です。

皆さんよくご存じのsayという単語は普通の会話でもよく使う単語ですが、TOEICはもちろん、英字新聞などでは「say + 接続詞のthat」は特によく出てくる表現です。

Analysts say that United Airlines stock price would further drop.
「アナリストはユナイテッド航空の株価はさらに下がると言う」

新聞などではこのように誰かの発言や意見などをsayを使って伝えてきます。

同格のthat同様、sayを見た瞬間に「後ろにthatが来るかも!」と意識してほしいのです。

では、なぜそんなことを意識する必要があるのでしょうか?

理由①:接続詞のthatは省略できる

「thatがない!」

よく生徒からこんな声を聞きますが、接続詞のthatは省略することができちゃうんです。

どんな言語にも共通することは、みんなラクをしたい!

ということ。

言っても言わなくても同じなら省略しましょう、ということなんですね。

日本語でも、

「腹減った」

と言いますよね。

これも「(私は)腹(が)減った」

というように、「私は」「が」省略されています。

あまり難しく考えずに、言わなくても意味が通じるから省略されるのだと理解しよう!

理由②:接続詞thatは動詞の直後に来るとは限らない

接続詞のthatが動詞のすぐ後ろに来ているのであれば困ることはないかもしれませんね。

でも、厄介なのはthatは動詞のすぐ後ろにない時もあるのです。

The analyst said [in the TV interview on Monday] that United Airlines stock price would further drop.

このようにsayとthatの位置が離れている場合があります。

この例文よりも離れている場合もたくさんあります。

しかし、thatは動詞のすぐ後ろにない時もあるという知識を持っていれば、間にいくら余計なものが挟まっていたとしても大丈夫!

sayとthatの関係性をすぐに認識できるはずです。

sayの他にも同じような使い方をする単語がいくつかあります。

stateなどがその代表です。

thatは接続詞なので、後ろに完璧な文章が来ます。文章の終わるところが接続詞の終わりです。

ですので、

「言った」内容は必ず「,」or「.」があるところまで続いています。

このカタマリを意識するようにすると文章がグンと読みやすくなるはずです。

まとめ

新聞やTOEICなどで「言う」系の動詞が出てきたら後ろにはthatがある可能性が高いです。

thatがあれば後ろには「言った」内容が来ます。

省略されてたり、直後にない場合もあるので注意です

今回は接続詞のthatについて解説しました。

何か疑問点があればお気軽にご質問ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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