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【読解につながる文法】同格thatは2つのポイントを押さえよ ~vancouver唯一のTOEIC専門校~
Posted on 2019.06.27
同格のthatとは
同格のthat
何やら聞いたことのない名前で難しそうですよね?
しかし心配する必要はありません。
同格のthatとはその後ろに来る文章が前の名詞の詳しい内容を説明するために使われます。
以下の文章を読んでみてください。
The manager heard the news that his project team han won the competition.
(責任者は彼のプロジェクトチームがコンペに勝ったという知らせを受けた。)
that以降の文章がnews(知らせ)という名詞の具体的な内容を示していますよね。
ここで知ってほしい知識が2つあります。
1.同格のthatの前に来る名詞
次の会話を読んでみましょう。
A: Oh, hello there.
So I just got the news.
B : ・・・.
A : ・・・?
B : What news?
会話が噛み合ってませんよね?
この会話の前に何かしら事前の情報があるならともかく、「知らせが来たよ!」と突然言って相手から帰ってきた言葉が「へー、そうなんだー」だとしたら、間違いなく相手はあなたの話に興味がありません。
普通なら「何の知らせ?」と聞き返しますよね?
「何の知らせ?」と相手に聞き返されないためにこの同格のthatは存在します!
同格のthatを使った会話はより to the point(的を得た)会話になります。
先ほどの例文に同格のthatを加えましょう。
A : Oh, hello there.
So I just got the news that I got the job.
B : Really? Congratulations!
つまり、前に来る名詞はもっと内容が知りたくなるような名詞なのです。
thought(考え)
decision(決断)
feeling(感情)
hope(希望)
agreement(同意)
どの単語も「どんな?」とさらに詳しく聞きたくなるような単語ですね。
同格のthat=直前の名詞の内容を詳しく説明するために使う!
2.同格のthatは接続詞
thatの後ろに文章が来るということは、thatは接続詞であるということです。
つまり、文章が終わるところが接続詞の終わるところです。
文章が終わるところには必ず「,」か「.」があります。
したがって、thatのかたまりは「,」「.」があるところで終わっています。
同格のthatのあとにどんな長い文章が来ても、そのかたまり(名詞の詳しい内容)は、「,」「.」がある場所までである
と覚えておきましょう。
まとめ
同格のthatを使う文章は長くなる傾向があるので、
1、前にくる名詞はさらに内容を知りたくなる名詞である
2、後ろの文章は「,」「.」までで1つのおおきなかたまりをつくる
この2つの知識を使って読解を攻略しましょう。
文章を読んでいて、もっと内容が知りたくなる名詞が来るときは後ろにthatがないか注意しましょう。
thatは省略される場合もありますが、後ろに文章があったら、それはthatが隠れている証拠です。それに気づいたら「,」「.」を見つけるまでは内容がつながっている1つの文だということです。
これを意識して読むのと読まないとでは理解度に雲泥の差があります。
是非意識してみてください!
今回は同格のthatについてまとめました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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