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英語の豆知識
【単語】使い方をマスターしよう!意味のたくさんある単語 ~as~接続詞編
Posted on 2019.10.10
日常会話でも新聞でもよく目にする「as」という単語。
たくさんの意味をもつasという単語は英語学習者にとっては、
非常にやっかいな単語でしょう。
そんなasの使い方・意味を今回は2回に分けて丁寧に説明していきます。
まず、主にasには「接続詞」と「前置詞」と二つあります。
細かくいうと「副詞」なんてものもあるのですが、
今回は「接続詞」と「前置詞」に絞って、ご紹介します!
接続詞のas ~4つの意味~
接続詞として使用する場合は主に4つの意味があります。
① ~なので(理由を表すas)
② ~の時(時間を表すas)
③ ~だけれども(逆説を表すas)
④ ~と同じくらい…(原級比較を表すas)
④ の用法は皆さんご存じの方も多いのではないでしょうか。
I can run as fast as she
(私は彼女と同じくらい早く走ることができる)
「 A as 形容詞/副詞 as B」で「AはBと同じくらい〇〇」が基本的な訳になるのですが
実は、前のasが副詞の役割、後ろのasが接続詞の役割をしています。
後ろの「she」以降の文章が省略されていますが、
本来は「she can run」という文章があり、それを接続しているからです。
~なので(理由を表すas)
理由を表す接続詞として一番知られているのは「because」ですが、
「as」も使用できます。
As it is Friday, We have a weekly lunch meeting.
(金曜日なので、私たちは週に1回のランチミーティングがあります)
使い方はbecauseと同じですが、
becauseは皆が知らない情報に関することが理由なのに対して
asは皆が知っている情報に関することが理由になっています。
~の時(時間を表すas)
こちらも「when」が一般的によく知られている時間について使用する接続詞ですが、
「as」も使用可能です。
ただし、asはほぼ同時に起こっている時のみ使用します。
My boss entered the room as I finished my presentation.
(私のプレゼンテーションが終わった時に上司が部屋に入ってきた)
I lived in Canada when I was a high school student.
(私が高校生の時に私はカナダに住んでいた)
上の文章はほぼ同時に起こっていることが分かりますね。
下の文章は「高校生の時」といったある程度の期間があるため、これをasに書き換えることはできません。
~だけれども(逆説を表すas)
まず初めに、この例文を見て下さい。
Hot as it was, she wore the coat.
(暑かったにも関わらず、彼女はコートを着ていた)
ん?何この文章と思いましたか?
普通なら、it was hotになるはずが、Hotが文頭にきていますね。
これは「倒置」を起こしているからです。
基本的にasを逆説の意味で使用する時には、文は倒置を起こします。
これが特徴です。
接続詞は文と文を繋げる役割をするので、asの後ろに文がない場合は、
次回説明する前置詞のasです。
いろんな意味をもつasですが、一つ一つの意味を理解していくと
英文もスムーズに読めるようになりますので、ぜひマスターしましょう!
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