English Tips
英語の豆知識
クリスマス特別授業!
Posted on 2019.12.24
Merry Christmas!ってそもそも何?!
もう馴染みすぎて疑問に思う人も少ないかもしれませんが、 メリークリスマス(Merry Christmas)とはいったい何なのでしょう?merry を辞書で引いてみましょう。
そうすると。。。。
Merry(形容詞):愉快な・楽しい などと出てきます。
そう!Merry は実は形容詞だったんです。
そしてクリスマスのためだけにある言葉ではないので、a merry person 「陽気な人」なんて言うこともできるんですよ。
I wish you a merry Christmas! 「楽しいクリスマスをお過ごしください!」と言っていたのが
短くMerry Christmas!などで済まされるようになったんですね。
なので外国ではHave a wonderful Christmas !などいろいろな言い方があります。
しかも最近では「クリスマス」という言葉を避ける傾向すら出てきています。それは、いろいろな宗教が存在するので必ずしもクリスマスを祝う人たちだけではないからです。最近では「Have wonderful holidays」の様にどの宗教であっても大丈夫なように言う人が増えてきているような気がします。なので、スーパーや道端でかっこよく言うなら「Happy holidays!」で決まりですね!
お祝いや祈願をする「may」
海外のクリスマスではプレゼントはもちろんですが、それと同等に人々に気持ちの上で大事だと考えられているのがクリスマスカードです。(日本の年賀状のようなものでしょう)カードを書くときにちょっとかっこよく洒落た一言を入れたくないですか?もちろんいろいろな書き方がありますし、古い!と思う人もいるかもしれませんが、こんな一言はどうでしょうか。
May your Christmas be merry. 「素敵なクリスマスになりますように!」
なんじゃこの文??と思いませんか。そうなんです。なんだか並びがおかしいですよね?これはmayを使った「祈願」する言い方なんです。Mayをその意味で使う場合、倒置を起こす必要があります。なので元々の文章はこうだったんです。
Your Christmas may be merry.
実はこれ、つい最近公開されたスターウォーズシリーズにも関係している文法項目なんですよ。お決まりのセリフ、、、思い浮かびませんか?
May the force be with you. 「フォースと共にあらんことを」
これも本来はThe force may be with you. であるべきところが、祈願の意味合いのmayによって倒置が起きるんですね。
ちなみにこのフレーズから5月4日がスターウォーズの日になっています。May the force…. May the forth…. May the 4th…. 駄洒落ですね。
いかがでしたか?いや~映画って面白いですよね。
趣旨が変わってしまいましたが。。。
ではまた!
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