知覚動詞のあとは動詞の原形?それともing形?簡単な使い分けの法則!

Posted on 2020.03.17

はじめに

知覚動詞については以前の記事でも紹介しましたが、
人間の五感に関する動詞です。
具体的には以下のような動詞があります。

視覚(見る):see, watch, look at

聴覚(聞く): hear, listen to

感覚(感じる):feel

その他:notice, perceive
*「smell」や「taste」も知覚に関わる動詞ですが、使い方が異なるので、
ここではあえて記載していません。。

知覚動詞について詳しくはこちらをクリック!

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知覚動詞の使い方

以前の記事で、知覚動詞はSVOCの第5文型で構成 されており、
Cの部分は「過去分詞」「動詞の原形」「現在分詞」のどれかになると、説明しました。

「過去分詞」の場合は、

I noticed my wallet stolen by Kenny.
( 私はケニーに財布を盗まれるのに気付いた。)

このように、目的語(my wallet)過去分詞(stolen)受け身の関係になります。
そのため、比較的簡単に理解できると思います。

では、知覚動詞のあとの「動詞の原形(原形不定詞)」と「現在分詞(ing形)」
ネイティブはどのように使い分けているのでしょうか?

知覚動詞+目的語+動詞の原形?現在分詞(ing形)?

まずはそれぞれの例文を見てみましょう。

【動詞の原形】

I saw Aki steal Kenny’s wallet.
(私はアキがケニーの財布を盗むのを見た。)

Did you hear somebody scream?
(誰かが叫んだの聞いた?)

【現在分詞(ing形)】

I saw Aki going through Kenny’s bag.
(私はアキがケニーのバッグを物色しているのを見た。)

Did you hear somebody screaming?
(誰かが叫んでいたのを聞いた?)

どのように使い分けているか、わかりましたか?

「動詞の原形」を使う時は、その動作すべてを見ているときです。

I saw Aki steal Kenny’s wallet.
(私はアキがケニーの財布を盗むのを見た。)

この例文では、私はアキがケニーの財布を盗む一連の流れを
全て見ている
ことになります。

一方、「現在分詞(ing形)」を使う時は、その動作の一部しか見ていません。

I saw Aki going through Kenny’s bag.
(私はアキがケニーのバッグを物色しているのを見た。)

つまり、この例文では私はアキがケニーのカバンを物色している間の
一部を見た
ということになります。

Did you hear somebody screaming?
(誰かが叫んでいたのを聞いた?)

この例文でも、現在分詞(ing形)を使っているので、
誰かが叫び続けているということが分かりますね。

おわりに

知覚動詞+目的語のあとは「動詞の原形」を使うのか、
それとも「現在分詞(ing形)」を使うのかについて説明させていただきました。

このようなニュアンスの違いは難しいですが、
知っているのと知らないのでは聞こえ方が違うと思います。

ぜひ、細かい違いにも注意して勉強してみてくださいね。

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