関係代名詞のthatはwho/whichと同じじゃない!?カギは先行詞にあった!~関係代名詞thatの使い分け~【Vancouver唯一のTOEIC専門校】

Posted on 2020.04.08

はじめに

関係代名詞は、多くの人や物の中から一つを特定するイメージです。

関係代名詞の主な用法は①主格、②目的格、③所有格の3つがありましたね。
そして主格・目的格のときは先行詞が人・物のどちらに対しても使えました。
先行詞とは、関係代名詞の直前の名詞のことです。

①主格
I have a friend who(that) lives in Vancouver.
私にはバンクーバーに住んでる友達がいる。
※先行詞=a friend

②目的格
I’m using a pen which(that) I borrowed from my friend yesterday.
私は昨日友達から借りたペンを使っている。
※先行詞=a pen

③所有格
He has a relative whose job is an actor.
彼は俳優の親戚がいる。
※先行詞=a relative

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thatはwho/whichと同じじゃない!?

関係代名詞は、多くの人や物の中から一つを特定するイメージでした。

では、先行詞がみんなが既に知っているような特定されている人や物の場合はどうしたらいいのでしょうか?

コンマを使います!
コンマで関係代名詞が特定する働きを打ち消すのです。

Barack Obama, who is the former president of the U.S.A, is coming to Vancouver.
アメリカ合衆国前大統領のバラクオバマがバンクーバーに来ます。

オバマ前大統領は関係代名詞を使ってわざわざ特定しなくてもみんなが知っている情報ですね。

つまり、コンマを使うことで補足情報として入れることができるのです。

Silent Spring, which was written by Rachel Louise Carson, is very famous.
レイチェル・ルイーズ・カーソンによって書かれた「沈黙の春」はとても有名です。

このように、すでに特定されている先行詞にはコンマを入れてwhoまたはwhichを入れますが、絶対にthatは使えません!

逆にthatを使う場合は、that以降の文が先行詞を特定する重要な役割を持っているということですね!

Cars that are expensive can run fast.
高い車は早く走る。

この文はたくさんある車の中から、「高い車」と特定していることが分かります。

おわりに

今回は関係代名詞のthatとwho/whichのちがいを紹介しました。
イコールで覚えている方も多いと思いますが、きちんと使い分けがあるんですね。

今後英文を読むときに関係代名詞を意識してみましょう!

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