助動詞使い方シリーズ①【can】~Vancouver唯一のTOEIC専門校~

Posted on 2019.07.18

はじめに

助動詞は文字通り動詞を助ける役割を果たします。

言い換えると、動詞に対して+αの意味を付け足すことができます。

助動詞にはそれぞれ複数の意味があり、日本人に馴染みの深いものも多いですが、あまり知られていないものもあります。

日本人の使う英語は表現の幅が少ないので、直接的な表現になってしまったり、少し「きつい」言い方になってしまうことがしばしばあります。

実際には、ネイティブスピーカーの方は助動詞を使いこなして表現を丸くしたり、ぼかしたりすることが多いんですよ。
助動詞(can, will, should, may etc)+V

助動詞のcanとbe able to

ご存じの通り、can/ be able toは「できる」という意味を持っています。

基本的な「~できる」という意味で使う場合はどちらを使っても大丈夫です。

一方、口語では断然canのほうが多いです。

では、違いは何でしょうか?

canが好まれるとき

1.意志を表したい

 気持ちの上で何かができる、できないを表明する時は必ずcan を使います。

つい最近別れた恋人との大事な思い出の品を捨てようとしているあなた!

川に投げ捨てようとしますが、どうしてもできません。

I can’t do it !
(私にはできない!)

2. 主語がモノ

The lift can carry 20 people at once.
(このリフトは1回に20 人運ぶことができる。)
 
主語がモノの場合、can を使うのがほとんどです。

3. 受動態の時

The product can be purchased online.
(この商品はオンラインで購入できます。)

受動態を使った文章の場合もcanが好まれます。

be able to が好まれるとき

1. 助動詞を一緒に使う時

他の助動詞と一緒に組み合わせて使いたい場合be able to が好まれます。

I will be able to come to the party.
(パーティーに行けるでしょう。)

I should be able to come to the party.
(パーティーに行けるはずです。)

2. 過去の動作

 「~できた」と過去の話をするときはcan の過去形は基本使わずに be able to を使います。

I was able to find the library.
(図書館を見つけることができた。)

推量の助動詞

助動詞それぞれにある意味の他に、すべての助動詞に共通する意味合いがあります。

それが「推量」です。

自分が信じて疑わなかったことが間違っていると知らされました。

そこで一言。

That can’t be right!
( そんなはずはない!)

これが推量のcan です。

助動詞の推量の話をするのに%を使って説明することがよくありますが、can の場合はだいたい50%ぐらいでしょうか。

どちらだか確かではない時に使いましょう。

その他助動詞の推量の強さを確信が強い順に並べると以下の通り。

① must(~に違いない)

② will/would(~だろう)

③ should(~のはずだ)

④ may/might(~かもしれない)

⑤ could(~でありうる)

いかがでしたか?
助動詞を使いこなすことによって、あなたの英語表現の幅が格段に広がります。
まずは今回学んだcanを意識して使っていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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