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TOEIC新形式は何が変わった?旧形式との違いを徹底解説!【リーディング編】
Posted on 2019.09.04
2016年5月より新形式に!
あなたが最後のにTOEICを受けたのはいつでしょうか?
もしそれが、2016年5月以前なら注意が必要です。
なぜなら、あなたが受けたことのあるTOEICと現在のTOEICとでは、問題の構成が変化しているからです。
「せっかく受験料を払って公式テストを受けたのに、新形式に対応できずにお金を無駄にしてしまった」
そのようなことがないように、この記事で新形式について学んでいきましょう!
問題構成
旧形式
Part5 : 短文穴埋め問題(40問)
Part6 : 長文穴埋め問題(12問)
Part7 : 長文読解問題(48問)
新形式
Part5 : 短文穴埋め問題(30問)
Part6 : 長文穴埋め問題(16問)
Part7 : 長文読解問題(54問)
新形式の問題構成における大きな変更点は、Part5が10問減少し、Part6、Part7の問題数が増加したことです。
ただでさえ、時間が足りないとされるTOEICのリーディングパート。
それが新形式では、読解問題が増えたためより時間との戦いという要素が大きくなっています。
問題形式では、Part6とPart7に大きな変化が見られます。
Part6の変更点
実際の問題を見て変更点を確認しましょう。
Part6 : 旧バージョン①(短縮版)
空欄に当てはまる語句を入れてください。
Dear Dr. Ableman,
I produce a program called Fit as a Fiddle, which airs Sunday evemings on TVHA. I recently read about your article featured in Health Today magazine and was wondering ______ you would appear as a guest on our TV show.
(A) because
(B) if
(C) before
(D) even though
wonderは「~かなと思う」の意味で、疑問詞を後ろに持ってきます。
I wonder how we solve this problem.
(どうやってこの問題を解決するんだろう。)
I wonder where he is now.
(彼は今どこにいるのかな。)
これが一般的なwonderの使い方です。
しかし、ifを後ろに持ってくると、遠回しお願いをしたり、アドバイスを求めることができます。
I am wondering if you can come with me.
(自分と一緒に来てくれないかな?)
Can you come with me?よりも遠回しに
「来てほしいけどどうかな?」
とお願いしています。
つまり、例題の文章でも、
「自分の番組にゲスト出演してほしいけどどうかな?」
とお願いしているんですね。
だから答えは(C)です。
Part6 : 新バージョン(短縮版)
Dear Mr. Hornby,
Thank you for choosing Next Car Rental. The moving truck you reserved for your relocation to Los Angeles may be picked up at the main street location. __________. If you are unable to retrieve the truck yourself, you may send a representative with an authorization letter.
(A) The vehicle may be purchased at a discounted price.
(B) We can also repair your truck if necessary.
(C) You may visit us during regular office hours.
(D) You can count on us to transfer your belongings.
新形式では旧形式の問題のような単語穴埋めに加えて、1文を丸々穴埋めさせる問題が追加されました。
Part6はPart5の問題の延長線上で読まなくてもいい問題が多かったのですが、このような問題が追加されたので、文の流れをつかむためにある程度読む必要があります。
この問題の答えは(C)です。
Part7の変更点
Part7の1番の変化は、問題数が多くなったことですが、それ以外にも変更点があります。
それは、LINEのようなテキストメッセージなどの現代の媒体が見られるようになったことです。
時代が変わればコミュニケーションの形も変わりますからね。
今の時代を象徴するような読解問題です。
まとめ
1度でもTOEICを受けたことがある人なら、必ずと言っていいほど試験終了後に口からこぼれ落ちる言葉があります。
それは「時間が足りない...」です。
TOEICは正答率も重要ですが、それ以前に時間との戦いです。
慣れていなければ10問、20問残してしまうのは当たり前です。
それに追い打ちをかける今回の長文問題の増加...。
これではっきりしたのはTOEICはコツで解こうとする小手先のテクニックを撲滅しようとしているということです。
文章を本当の意味で理解して、答えるという根本的な読解力を試しているので、単語を覚えて問題集をひたすら...といった勉強法では、ある程度の点数に達したとしても、壁にぶち当たります。
テストを受け続けても目標点に達することができない人は、大抵この勉強法しかしてないのです。
文法・語彙・そしてそれらを読解にどう活かすのかを学んで、すべてをバランス良く勉強することこそ、短期間で高得点を取得する近道なのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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