【TOEIC文法】品詞が分かれば英語が分かる!英文法を学ぶうえで必須の基本4品詞~名詞編~

Posted on 2019.09.11

あなたが品詞を学ぶべき3つの理由

1.TOEIC PART5で高得点を取るうえで不可欠
TOEICのPART5は初・中級者の多くの日本人が苦戦するパートです。
しかし、PART5は正しい勉強法で学習を行えば、間違いなくあなたの得点源にすることができる。そんなパートです。
正しい勉強法の第一歩として品詞について学びましょう。

2.読解力の向上につながる
「文章読解できるようになるにはとにかく多読・速読だ!」
そう思っていませんか?

確かに、多読や速読に一定の効果はあります。
しかし、ただやみくもにこれらを繰り返したところでリーディング力の向上には必ず限界が来ます。
速く・正確に英文を読むためには英語の構造を理解する必要があります。

そんな英文構造の理解をするための基礎知識として品詞を学ぶ必要があるのです。

3.日本語との違いが明確になる
あなたは日本語が得意ですか?

当たり前の話ですが私たちは日本語の「ネイティブ」です。
そんな私たちが最も理解している言語である日本語にも、「品詞」という考えはあります。

つまり、品詞について学ぶことで、英語と日本語の共通点・相違点が明確になるのです。
英語と日本語の違いをあやふやに理解したまま学習を続けるのと、品詞の学習を通じて日本語と英語の違いを明確にして勉強するのでは、学習効率に雲泥の差が生じます。

あなたが品詞を学ぶべき理由を大きく3つ書きましたが、これくらい品詞の理解はあなたの英語学習に直結するものであると理解していただけたでしょうか?
それでは1つ1つの品詞について学んでいきましょう。

今回は「名詞」について解説します。

名詞とは

名詞とは何でしょうか?

「そんなこと言われなくても分かってるわ!」
そんなセリフが聞こえてきそうです。

名詞とは、
人やモノや事柄の名前を表します。

例えば、私(I)や車(car)、朝ごはん(breakfast)
がこれに当たります。

可算と不可算という考え

では、名詞において必ず押さえておかなければならないポイントは何でしょうか。
日本語と英語の違いという観点から説明していきます。

☆日本語と英語の違い☆

日本語⇒可算と不可算を意識しない
英語⇒可算と不可算を意識する
   ⇒可算の場合は単数or複数も区別する

あなたは日本語を使うときに「可算」と「不可算」を意識していますか?
きっとほとんどの人はそんなこと考えたこともないはずです。

しかし、英語では常にこの「可算」と「不可算」を意識しなければなりません。

可算と不可算の見分け方については後ほど説明しますが、まずは日本語では意識することのないこの概念をしっかりと理解しましょう。

単数と複数

英語では可算と不可算の判別が必要という話をしました。

判別の結果、その名詞が可算名詞であった場合あなたがすべきことがもう1つあります。

それは単数と複数の区別です。

単数形の場合と複数形の場合、それぞれ名詞にどんな変化が起きるのでしょうか?

「apple」を例に考えてみましょう。

あなたがリンゴを1つ買ったとします。
その場合は次のような文章にしなければいけません。
I bought an apple.

あなたがリンゴを2つ買ったとします。
その場合は次のような文章にしなければいけません。
I bought two apples.

名詞が単数の場合は冠詞をつける。
名詞が複数の場合は語尾にsをつける。

これが鉄則です。

可算と不可算の判別方法

では最後に、日本人の多くが理解に苦しむ可算名詞と不可算名詞の判別方法についての話をします。

可算と不可算を見分けるうえで意識してほしいポイントは次の3つです。

①絵に出来ないもの
②モノの集まり・総称
③形が変わるもの・ないもの

これらは全て不可算名詞となります。

これらの基準に当てはまるものにはどんな名詞があるでしょうか。

①絵に出来ないもの
例えば、homework(宿題)
「宿題」を絵にかいてみてください。
そんなことを言われたらあなたはどんな絵を描きますか?

きっと人それぞれイメージする「宿題」は違うはずです。
このように、はっきりせずにボンヤリしているものは不可算名詞となります。
news(ニュース)も同じ理由で不可算名詞です。

②モノの集まり・総称
例えば、money(お金)
お金といってもお金には硬貨と紙幣があります。

硬貨と紙幣の集まりの概念として「お金」という名詞があります。
このような名詞も不可算名詞であると判断します。
furniture(家具)も同じ理由で不可算名詞です。
「家具」は、ソファやタンスといった個別の名詞の総称ですよね。

③形が変わるもの・ないもの
例えば、water(水)
水には1つの決まった形がありません。
このような名詞も不可算名詞です。
air(空気)も形がないものなので不可算名詞だと判断します。

このように、3つの原則によって名詞を可算と不可算に区別することができます。
ここで学んだ知識をすぐに自分のものとするのは難しいかも入れません。

しかし、今後英語の名詞を見た時に、この基準に従って、可算か不可算かを考えるクセをつければ、必ずこの考え方があなたのものとなるでしょう。
是非、意識してみてください。


いかがでしたか?

今回は基本4品詞の中の名詞について取り上げました。

その他の品詞についての解説を読みたい人は以下のリンクをクリック
動詞
副詞
形容詞

最後までお読みいただきありがとうございました。

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