【単語】使い方をマスターしよう!意味のたくさんある単語 ~as~前置詞編

Posted on 2019.10.17

たくさんの使い方があるas

日常会話でも新聞でもよく目にする「as」という単語。
たくさんの意味をもつasという単語は英語学習者にとっては、
非常にやっかいな単語でしょう。
そんなasの使い方・意味を今回は2回に分けて丁寧に説明していきます。

まず、主にasには「接続詞」「前置詞」と二つあります。細かくいうと「副詞」なんてものもあるのですが、今回は「接続詞」と「前置詞」に絞って、ご紹介します!

前回の記事では接続詞のasの使い方を説明していますので

まだ見ていない方や、忘れてしまった人はこちらをクリック

前置詞のasの基本訳「~として」

前置詞のasの最も基本的な使い方は、「~として」
というものです。
例文を使って説明しましょう。

Aki has worked as a teacher for 10 years.
(アキは10年間先生として働いています。)

この他にも、「AをBとしてみなす」
というような表現をしたいときにも、前置詞のasを用いることができます。
例えば、regardという動詞はasとセットで使われることが多い動詞です。

He regarded me as an enemy.
(彼は私を敵とみなした。)

このように前置詞のas=~として
という意味を押さえておきましょう。

asを用いた3つの慣用表現

前置詞のasを用いた慣用表現についてもご紹介します。

① as of
「~現在で」「~(日時)から」

As of yesterday, stationery I ordered from you have not arrived.
「昨日の時点で、注文した文房具が届いておりません。」

② as to
「~については」

My daughter didn't say anything as to where she would go.
「娘はどこに行くのかについては、何も言わなかった。」

③ as a matter of fact
「実際のところ」

As a matter of fact, he was pretending to be ill.
「実をいうと、彼は仮病を使っていました。」

asを用いた慣用表現は今回紹介したもの以外にもたくさんあるので、英語を読んでいてasが出てきた時は「おや?これはどういう使い方をしているんだろう」と注意して見ていくようにしましょう!

接続詞のasと前置詞のasの見分け方

では、前回ご紹介した接続詞のasと今回取り上げた前置詞のasはどのように見分ければいいのでしょうか?

答えは簡単。
asの後ろに文章が来ているかどうか

asの後ろが名詞のみ
前置詞のas
asの後ろに文章が来ている
接続詞のas

例文を使ってご説明します。
Aki has worked as a teacher for 10 years.
先ほど用いた例文ですが、asの後ろに注目してみると、a teacherという名詞が来ていて動詞はありません。
よって、このasは前置詞のas「~として」と判断します。

では次の例文を見てみましょう。
My boss entered the room as I finished my presentation.
前回の記事で用いた例文ですが、asの後ろに注目してみると、I という名詞の後ろにfinishedという動詞が来ていますね。
つまり、asの後ろに文章が来ているので、このasは接続詞のas「~のとき」と判断します。

このように、前置詞のasと接続詞のasを見分けるときは、asのうしろに注目しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

2回にわたってasについてと取り上げましたが、ただ知識をインプットしただけでは英語は絶対に身に付きません。

インプットした知識をいかに効果的にアウトプットできるかが英語上達へのポイントとなります。

自分でasを使った英文を考えてみたり、英語を読んでいるときにasを見た時に「このasは前置詞?接続詞?」というように考える癖をつけていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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