【強調シリーズ②】Ifの省略っていつ使うの?どうやって使うの?

Posted on 2020.01.28

はじめに

前回の記事では「強調構文」についてご紹介しましたが、
強調のやり方は他にもあります。
→「強調構文」をまだ見てないという方はこちらからどうぞ!

それが今回のIfの省略と倒置です。

TOIECのリーディングで出てくる事があるので、
ぜひ使い方を覚えていきましょう。

Ifの省略と倒置とは

皆さん、この文章を訳せますか?

Should you require any further information, please contact us at Able.

Should youから始まる文章なので、疑問文と思う人もいるかと思います。

でも、後ろの文章は「Ableまでお問合せ下さい」という文なので、
疑問文だったら意味がおかしくなりますよね。
そして、「?」マークもありません。

つまり、これがIfの省略なのです。

「さらに情報が必要な場合は、Ableまでお問合せ下さい」という訳が正解です。

では、なぜIfを省略するのでしょうか?
それはIfの文章を目立たせたいからです。
また、非常なフォーマルな印象を与えます。

意味もなく、Ifを省略することはありません。

使い方

それでは、先ほどの文を使って作り方をみていきましょう。

通常の文はこちらです
If you should require any further information, please contact us at Able.

①Ifを消す ( you should require any further information… )
②疑問文の語順と同じにする 助動詞 (be動詞)+主語
( Should you require any further information, please contact us at Able )
③後ろの節はそのままで

これで完成です!

それでは他の例文でもみていきましょう。

◆仮定法過去

If I were you, I would stop smoking
( もし私があなただったら、たばこを辞めるだろう )


Were I you, I would stop smoking

◆仮定法過去完了

If Rina had studied harder, she would have gotten a better score on TOEIC.
( リナはもっと勉強していたら、TOEICでもっと良い点数を取っていただろう )


Had Rina studied harder, she would have gotten a better score on TOEIC.

*疑問詞と同じ語順にするだけなので、「studied」を原形には決してしないで下さいね

基本的には今まで説明した例文に使われている仮定法
1.Shouldの仮定法
2.仮定法過去
3.仮定法過去完了

この3つが省略可能です。

まとめ

Ifの省略と倒置は苦手意識がある方も少なくないと思うのですが、
見てみると意外と簡単な事に気づいたと思います。

①Ifを消して
②疑問文と同じ語順に(動詞は原形にせずそのままの形で)

これだけでIf節を強調する事ができます。

Part5でもたまに出てきますので、ぜひ頭に入れておきましょう!

ここまで読んでくださってありがとうございました。

あなたの英語のお悩みに答えます!

English Tipsのページでは、日頃あなたがギモンに思っている内容にお答えします、気軽に質問してみてください!

さっそく質問してみる

生徒の声

もっと見る

エイブルタイムズ

もっと見る

英語の豆知識

もっと見る

留学TIPS

もっと見る