【強調シリーズ③】否定を強調するやり方ってあるの?

Posted on 2020.02.18

はじめに

文の一部を強調するやり方については、これまでに2回記事として書きました。
強調構文
Ifの省略と倒置
まだ見ていないよ、という方はぜひ上の項目をクリックして確認してみて下さい!

そして、今回は否定の強調です。
否定の副詞を文頭に置くことで否定を強調することができるんです!

使う場面

以前の強調シリーズを見た方は既に分かっていると思いますが、
文の強調は意味もなく強調はしません。

例えば、今まで見たことのない絵画を間近で見て、驚き感動した時に、
Never have I seen such an amazing painting
(こんな素晴らしい絵画は本当に全く今まで見たことがない)
と文を強調する事ができます。

例えば、友達が昨日やっていた映画の話をしていて、
「I have never seen the movie. ( 私はその映画見たことないな~ )」と返す際に、
わざわざneverを文頭に持ってはきません。

日本語でもちょっとおかしいですよね。
いきなり「私はその映画本当に全くみたことないんだ!」と言われたら、
言われたら、「え?何でそんなに強調するの?」ってなりますよね。

それと一緒です。

強調する場合は、適切な場面で使用しましょう。

使い方

まず、否定の副詞についてですが、

Hardly(ほとんど~でない)
Scarcely(ほとんど~ない)
Never(全く~ない)
Seldom(めったに~ない)
Rarely(めったに~ない)
Not only…but also(~だけでなく~も)
In no way(決して~ない)

これらが文の先頭に持ってきて、倒置を起こせます。
*ここに記載しているのは一部のみです

では、この文を強調してみましょう!やり方は簡単です!
「Aki hardly go to the gym on weekdays(私はほとんど平日にジムに行かない)」
①否定形の副詞を前に
②後ろの文を疑問文と同じ形に

「Hardly does Aki go to the gym on weekdays」

これはどの時制でも利用可能です。

例えば、
【未来形】
You will not only risk losing your ticket but also get your membership revoked.
( チケットを失うリスクだけでなく、メンバーシップも無効になります )

Not only will you risk losing your ticket but also get your membership revoked.

【過去形】
I never thought I would see you in Japan
( 日本で会うと思わなかったよ )

Never did I think I would see you in Japan.

まとめ

いかがでしたか?

①否定の副詞を文頭に
②後ろに続く文を疑問文の形にする

これを守れば、簡単に作れます!

実際に使用する機会は少ないかもしれませんが、
自分の感情の高まりや意志を強く伝えたい時に活用できるので、
ぜひ覚えておいて下さいね。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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