似た意味の前置詞特集! 期間を表す前置詞 forとoverをネイティブはどう使い分ける?

Posted on 2020.04.07

<期間を表す前置詞(~の間)>

前置詞のあとの名詞の違いに注目しながら次の例文を読んでみましょう!

【for】
Aki took a shower for 10 minutes.
アキは10分間シャワーを浴びた。

【over】
Erika has visited 5 countries over the last 3 years.
エリカは過去3年に5か国を訪れた。

【during】
Kenny went to the washroom during the break.
ケニーは休み時間にトイレに行った。

違いは分かりましたか?
forのあとにはすぐ数字を持ってくることができます。

しかしoverのあとにはthe lastがあり、そのあとに数字です。
なぜかというと、overは副詞で使われると~以上という意味になります。
例えばover ten days「10日以上」やover 20 years old「20才以上」ですね。

前置詞のoverは「~の間」という意味になります。
副詞との違いを強調するために、前置詞としてoverを使う場合は
the last, the past, the next, the curse ofなどのクッションを入れて、前置詞であるということを示す必要があるのです。

Dringについては、うしろに数字をもってくることができません。
Duringのあとには、季節や休暇などの期間の名詞を使います。
TOEICでよく用いられるひっかけですが、During の後には絶対に~ingは持ってこられません
意味の上では「~している間」となるからって決して後ろにINGを持ってこないように!

じゃあoverとforの意味の違いは??キーワードは「一貫」と「変化」

使い方の違いは分かった!

じゃあこの2つの意味の違いは何だろう。
この2つの例文を見てみよう。

Over the past decades, the concept of "friendship" has evolved.
「何十年もの間に友達の概念が進化してきた。」

For several decades, many scientists have tried to see dark matter.
「何十年もの間に科学者たちはダークマターを暗黒物質目で見ようとしてきた。」

ここで大事な違いは「一貫」と「変化」 です。

上の例文では「友達の概念」がどんどん変わってきた事、つまり「変化」を示しています。
しかし下の例文では、何年もの間「一貫」して科学者たちは努力してきたことになります。

これがforと overとの大事な違いなので覚えておきましょう!

Able English Studies 公式LINEアカウントでは、毎日英語に関する情報を配信中!

まだ登録していない方は

Vancouver唯一のTOEIC専門校 】Able English Studies


コースの詳細は→[こちら]

あなたの英語のお悩みに答えます!

English Tipsのページでは、日頃あなたがギモンに思っている内容にお答えします、気軽に質問してみてください!

さっそく質問してみる

生徒の声

もっと見る

エイブルタイムズ

もっと見る

英語の豆知識

もっと見る

留学TIPS

もっと見る