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【TOEIC文法】品詞が分かれば英語が分かる!英文法を学ぶうえで必須の基本4品詞~形容詞編~
Posted on 2019.09.18
形容詞とは
形容詞とはどんな言葉でしょうか。
形容詞は名詞を飾る言葉です。
これはみなさん知っていると思います。
これに加えて、もう1つの役割があるのはご存知でしょうか?
以下の2つの例文で確認します。
1.The smart man is Aki.
2.Aki is smart.
1の文章の形容詞(smart)はmanという名詞を飾るはたらきをしています。
これは大丈夫だと思います。
では、2の文章の形容詞(smart)はどんなはたらきをしているでしょうか?
2の文章でsmartがAkiとイコール関係になっているのは分かりますか?
日本語に訳すと、「アキは賢いです。」という文章ですよね。
このように主語とイコール関係になるもののことを補語と言います。
形容詞にはこのように補語になれるというはたらきがあります。
形容詞の2つのはたらき
①名詞を修飾するはたらき
②補語になるはたらき
形容詞と名詞を修飾するものの違い
あなたは「形容詞」という言葉を聞くとどんな言葉が頭に浮かぶでしょうか?
きっと多くの人は「かわいい(cute)」や「美しい(beautiful)」のような1語で名詞を修飾する言葉を思い浮かべたはずです。
Cute girl (かわいい女の子)
beautiful flower (美しい花)
このような形容詞は名詞を前から修飾します。
では、次の言葉はどのように表現するでしょうか。
1.「英語を勉強するための本」
2.「彼によって壊された窓」
3.「私が好きな女の子」
それぞれ以下のように表します。
1.The book to study English
2.The window broken by him
3.The girl who I love
ここで日本語と英語の違いに気が付きましたか?
1の文章を例にして考えます。
日本語の場合、形容詞のはたらき(名詞を修飾する)をするものは常に名詞の前に置かれます。
英語を勉強するための本
それに対して英語では、2語以上のかたまりで名詞を修飾するものは常に名詞の後ろに置かれます。
The book to study English
2と3の文章でも同じルールに従っています。
この後置修飾という考えが日本語にはない英語独自の考え方です。
名詞を修飾する方法あれこれ
英語で、名詞を修飾するために使われる道具は大きく5つあります。
①形容詞
②不定詞
③分詞
④関係詞
⑤前置詞
これらを使い分けることによって表現の幅が大きく広がります。
どういうことでしょうか。
例)「本」という名詞を飾りたい
不定詞→「~するための」という表現しかできない
→The book to study(勉強するための本)
分詞→「~している」「~された」という表現しかできない
→ The book written by English(英語で書かれた本)
関係詞→「文章を使って名詞を限定する」表現ができる
→The book that my mother bought(お母さんが買ってきた本)
前置詞→「前置詞の意味を含めた」表現ができる
→The book in my bag(私のバックの中の本)
このように、同じ「本」という名詞を修飾するにも、使用する道具によって表現の使い分けをすることができるのです。
ネイティブが英語を話すときはこんなことはいちいち意識していませんが、第二言語として英語を学ぶ私たちにとってこの知識は必須です。
まとめ
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